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【2026年版】マットレスの正しい洗い方|素材別・汚れ別の完全お手入れガイド

コラム

「マットレスを洗いたいけど、どうすればいいんだろう…」

そう思って調べてみると、洗い方がマットレスの素材によってまったく違うことに気づきます。水で丸洗いできるものもあれば、水が大敵のものも。間違った方法でお手入れすると、素材が傷んだり、カビが生えやすくなったりすることがあります。

この記事では、素材別の正しい洗い方と、汚れの種類別(カビ・ダニ・黄ばみ・おねしょなど)の対処法を、順を追って解説します。毎日使うマットレスを清潔に、長持ちさせるためのお手入れ方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

マットレスの洗い方は「素材」で決まる|まず確認すること

マットレスのお手入れで最初にやるべきことは、自分のマットレスの素材を確認することです。素材によって「丸洗いOK」「水洗い厳禁」と大きく分かれるため、確認なしに洗うとマットレスを傷める原因になります。

確認方法は2つです。

  1. マットレスに付いているタグの「洗濯表示」を見る
  2. 購入時の取扱説明書・公式サイトを確認する
素材 丸洗い 基本のお手入れ
ファイバー(高反発) ✅ できる シャワーで水洗い
ウレタン(高反発・低反発) ❌ できない スポットクリーニング+陰干し
コイル(ボンネル・ポケット) ❌ できない スポットクリーニング
ラテックス(天然・合成) ❌ できない 固く絞った布で拭く

ファイバーマットレス|シャワーで丸洗いできる

ポリエチレン等の樹脂繊維でできたファイバーマットレスは、唯一自宅でシャワー丸洗いができる素材です。通気性が高く乾きやすいため、清潔に保ちやすいのが特徴。エアウィーヴ・ブレインスリープマットレスなどが代表例です。

丸洗いの手順:

  1. カバー(側生地)を外し、洗濯表示に従って洗濯機または手洗い
  2. マットレス本体をお風呂場へ運ぶ
  3. シャワー(40℃以下)で全体を流し洗い。中性洗剤を使う場合は浴槽に浸して足踏み洗い
  4. 洗剤が残らないようにしっかりすすぐ
  5. 直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干し(完全に乾くまで)

⚠️ 高温(60℃以上)は素材変形の原因になります。必ず水またはぬるま湯(40℃以下)で洗ってください。製品ごとに推奨温度が異なるため、説明書で確認を。

▶ エアウィーヴの洗いやすさを他のマットレスと比べた詳細記事:エアウィーヴ vs ブレインスリープ 徹底比較

ウレタンマットレス|水洗いNG・スポットケアが基本

NELLマットレス・リムネ・モットンなど、多くの高機能マットレスはウレタン素材です。ウレタンは水に濡れると加水分解が進み、素材が劣化します。水洗いは厳禁で、スポットクリーニングが基本になります。

基本のお手入れ:

  1. カバーを外し、洗濯表示に従って洗う(外せるタイプの場合)
  2. マットレス本体は固く絞った布で汚れた部分だけを叩くように拭く
  3. 水分が残らないよう、乾いた布で押さえて水気を取る
  4. 風通しの良い場所で陰干し

⚠️ 「ウレタンを洗えない?」と感じる方へ:カバー(側生地)が取り外せるタイプは、カバーを定期的に洗濯することで清潔を保てます。まず側生地の取り外し可否を確認しましょう。

コイル(スプリング)マットレス|スポットクリーニングのみ

ボンネルコイル・ポケットコイルなどのスプリングマットレスは、内部に金属コイルが入っているため水洗いはできません。水が内部に侵入するとコイルが錆び、マットレスの耐久性が大幅に下がります。

  • 汚れた部分は中性洗剤を薄めた水を含ませたタオルで叩き拭き
  • 水分は最小限に。拭いた後は速やかに乾燥させる
  • 全体的に汚れている場合はプロのクリーニング業者に依頼する

ラテックスマットレス|やさしく拭くだけ

天然・合成ゴム素材のラテックスは、水洗いすると劣化や変形の原因になります。汚れが気になる場合は、水で固く絞ったタオルで汚れた部分を拭き取り、陰干しするだけです。

汚れ別|今すぐできる正しい対処法

汚れは種類によって効果的な落とし方が異なります。気づいたらできるだけ早く対処することで、シミや臭いを最小限に抑えられます。

寝汗・黄ばみ|重曹水でアルカリ分解

人は一晩でコップ1杯程度の汗をかくといわれています。汗や皮脂は酸性のため、アルカリ性の重曹水で中和・分解するのが有効です。

手順:

  1. 水100mlに重曹小さじ1杯を溶かして重曹水を作る
  2. 黄ばみの部分にスプレーまたはタオルで軽く塗布
  3. 5分ほど放置する
  4. 乾いたタオルを押し当てて水分と汚れを吸い取る
  5. 陰干しで完全乾燥

血液|冷水+セスキ炭酸ソーダが効果的

血液には熱に弱いタンパク質が含まれているため、必ず冷水(常温以下)を使うことが鉄則です。熱いお湯をかけるとタンパク質が固まり、シミが落ちにくくなります。

手順:

  1. 乾いたタオルで血液をできるだけ吸い取る
  2. 水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶かす
  3. 溶液をタオルに含ませ、血液部分を叩くように拭き取る
  4. 汚れが移ったら新しいタオルに替えて繰り返す
  5. 乾いたタオルで水分を取り、陰干し

⚠️ お湯は絶対に使わないこと。固まったタンパク質はどんな洗剤でも落ちにくくなります。

おねしょ(尿)|クエン酸でアンモニア臭を消す

尿の臭いの原因はアルカリ性のアンモニアです。酸性のクエン酸で中和するのが最も効果的です。

手順:

  1. 乾いたタオルや古いバスタオルで尿をできるだけ吸い取る(こすらず押し当てる)
  2. 水200mlにクエン酸小さじ1杯を溶かして、汚れた部分にスプレー
  3. 5分ほど放置する
  4. 臭いが気になる場合は中性洗剤をタオルに含ませ、叩き拭き
  5. 乾いたタオルで水分を取り、送風(扇風機など)を当てながら乾燥

⚠️ 子ども・赤ちゃんのマットレスはおねしょシーツや防水マットレスプロテクターの使用が予防に有効です。

カビ|消毒用エタノールで除菌

マットレスにカビが生えてしまった場合、消毒用エタノール(70〜80%濃度)が有効です。塩素系漂白剤はウレタンなどの素材を傷める可能性があるため、基本的には使用を避けてください。

手順:

  1. 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れる
  2. カビが生えた部分に吹きかけ、1時間ほど放置
  3. ぬるま湯で絞ったタオルを使い、叩くようにしてカビを拭き取る
  4. 乾いたタオルで水分を取り、陰干しで完全乾燥

⚠️ カビが広範囲に広がっている場合は、自分で対処しようとしても除去しきれないことがほとんどです。プロのクリーニング業者か、マットレスの買い替えを検討してください。カビの生えたマットレスを使い続けることは健康上のリスクがあります。

ダニ|布団乾燥機+掃除機の2ステップで退治

ダニは熱(60℃以上)と乾燥に弱い特性があります。単に掃除機をかけるだけでは表面のダニしか取れないため、「退治してから除去する」2ステップが重要です。

手順:

  1. 部屋を1時間ほど暗くしてダニをマットレス表面に出てきやすくする
  2. 布団乾燥機の「ダニ退治モード」でマットレスを60℃以上で加熱(両面各60分が目安)
  3. マットレスの表面全体に掃除機をかけ、ダニの死骸・フンを吸い取る
  4. ステップ2・3を2〜3回繰り返すと効果的

⚠️ ウレタンマットレスは高熱(60℃以上)が変形・劣化につながる場合があります。低温設定(50℃程度)で長めに加熱するか、製品の取扱説明書を確認してください。

飲み物をこぼした|スピード勝負

コーヒー・ジュース・お茶などをこぼした場合は、速さが命です。時間が経てば経つほどシミになりやすくなります。

  1. 乾いたタオルですぐに押し当てて液体を吸い取る(こすらない)
  2. 中性洗剤を薄めた水をタオルに含ませ、汚れを叩き拭き
  3. 洗剤残りがないよう、水を含んだタオルで再度拭き取る
  4. 乾いたタオルで水分を取り、扇風機などで乾燥

頻度別|マットレス日常ケアのルーティン

お手入れは「問題が起きてから」だけでなく、定期的な予防ケアが大切です。以下を参考に、無理なく続けられるルーティンを作りましょう。

頻度 やること 所要時間
毎日 起床時に掛け布団をめくって湿気を逃がす 30秒
週1〜2回 シーツ・枕カバーを洗濯する 洗濯機に任せる
月1回 マットレス表面に掃除機をかける(縫い目・端も念入りに) 10〜15分
2〜3ヶ月に1回 マットレスを壁に立てかけて湿気を飛ばす(2〜3時間) 放置するだけ
半年に1回 マットレスのローテーション(頭足の入れ替え・両面使えるタイプは表裏も) 5〜10分

プロのマットレスクリーニングが必要な状況

以下のような場合は、自宅での対処は限界があります。専門業者への依頼を検討しましょう。

  • カビが広範囲(10cm以上)に広がっている
  • 体液や食べ物汚れが内部まで染み込んでいる
  • 洗っても取れない強い臭いが残っている
  • コイルマットレスの全体的な汚れ

マットレスクリーニングの相場は1枚あたり1〜3万円程度が目安です。クリーニングの費用対効果が低い場合(マットレスの使用年数が長い・品質が低下している)は、新しいマットレスへの買い替えも選択肢の一つです。

汚れを防ぐ予防ケア|マットレスプロテクターが最強

最も賢いマットレスのお手入れ方法は、汚れをそもそも防ぐことです。マットレスプロテクター(防水カバー)を使えば、汗・尿・飲み物の浸透を防ぎ、マットレス本体を清潔に保てます。

マットレスプロテクターを選ぶポイント:

  • 防水性:液体の浸透を防ぐ。特に小さな子どもや高齢者のいる家庭では必須
  • 通気性:防水素材でも蒸れにくいものを選ぶ。ムレると寝心地が悪くなりやすい
  • 洗濯機で洗えること:手洗いが必要だと面倒で続かない

室内湿度の管理も重要:カビやダニが繁殖しにくい湿度は40〜60%が目安です。梅雨・夏場は除湿機を活用し、就寝前の換気を習慣にしましょう。

また、そもそも「お手入れのしやすいマットレス」を選ぶことも大切です。カバーが洗えるタイプ・ファイバー素材など、清潔を保ちやすいマットレスを選ぶと日々の手間が大幅に減ります。

▶ お手入れのしやすさも含めた比較記事はこちら:エアウィーヴ vs ブレインスリープ比較|洗いやすいマットレスはどっち?

▶ マットレスの選び方全般はこちら:体重別マットレスの選び方ガイド

よくある質問(FAQ)

Q. マットレスはどのくらいの頻度で掃除すればいい?

月1回の掃除機がけと、2〜3ヶ月に1回の陰干し(立てかけ)が基本です。シーツは週1〜2回交換しましょう。表面には見えなくても皮脂・ホコリ・ダニが蓄積しているため、定期的なケアが健康維持につながります。

Q. マットレスを洗濯機で洗えますか?

マットレス本体を洗濯機で洗うのは、基本的にできません。ファイバー素材の薄型マットレスは浴槽での手洗いが可能ですが、一般的なウレタン・コイルマットレスは洗濯機使用不可です。カバー(側生地)が取り外せる場合は、カバーのみ洗濯機で洗えることがあります(洗濯表示を確認)。

Q. マットレスの臭いが取れません。どうすれば?

①重曹を全面に振りかけ2〜3時間放置してから掃除機で吸い取る、②消臭スプレー(アルコール系)を薄く吹きかけて陰干し、③晴れた日に壁に立てかけて換気する、の3ステップが効果的です。それでも改善しない場合は、マットレス内部に汚れが染み込んでいる可能性があり、プロのクリーニングか買い替えを検討してください。

Q. ウレタンマットレスは洗えないのに、どうやって清潔を保つの?

カバーが取り外せるタイプは、カバーをこまめに洗うだけで大きく変わります。カバーが外せない場合は、①マットレスプロテクター(防水カバー)の使用、②シーツを週1〜2回交換する、③月1回の掃除機がけ、④定期的な陰干しの4つが基本です。汚れた場合はすぐにスポットクリーニングで対処しましょう。

Q. マットレスのダニを完全に死滅させるには?

ダニは60℃以上の熱で死滅します。布団乾燥機のダニ退治モードを使い、両面各60分を目安に加熱してください。その後、必ず掃除機でダニの死骸・フンを吸い取ること(これをしないとアレルゲンが残ります)。ウレタンマットレスは高温が苦手な場合もあるため、取扱説明書で対応温度を確認してから使用してください。


まとめ|マットレスのお手入れで大切な3つのポイント

マットレスの洗い方について、ポイントをまとめます。

  1. 素材を確認してから洗う:ファイバーは丸洗いOK、ウレタン・コイル・ラテックスは水洗い不可が基本。まず洗濯表示と取扱説明書を確認することが鉄則です。
  2. 汚れは種類別に対処する:黄ばみは重曹、血液はセスキ+冷水、おねしょはクエン酸、カビは消毒用エタノール、ダニは布団乾燥機+掃除機。種類に合った方法を使いましょう。
  3. 予防が最大のお手入れ:マットレスプロテクターの使用と定期的な陰干しで、汚れ・カビ・ダニの発生を大幅に減らせます。

マットレスは高価な買い物だからこそ、正しいお手入れで長く快適に使いたいですね。もし「そろそろ買い替えかも」と感じている方は、洗いやすさ・メンテナンス性も含めてマットレスを選んでみてください。

▶ 各マットレスのお手入れ性・口コミ・スペック比較はこちら:NELL vs モットン 徹底比較

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